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その他の警告灯

 運転者に異常などを知らせるために、クルマにはいくつもの警告灯があります。車種により違いはありますが先に述べた以外に①ABS警告灯②ブレーキ警告灯③排気温警告灯④シートベルト警告灯などがあります。

ABS警告灯

 ABSは急制動や雨や雪などの滑りやすい路面でブレーキをかけたときに、タイヤがロックするのを防いで制動距離を短くしています。ABS警告灯はエンジンをかけると3秒程度点灯して消えます。これが点灯しっぱなしになったなら何らかの異常が発生している可能性があります。ABS警告灯が点灯するとABSの制御は停止しますが、通常のブレーキは問題ありません。急ブレーキなどに注意しながら整備工場に行きましょう。

ブレーキ警告灯

 ブレーキ警告灯は、パーキングブレーキをかけると点灯し、解除すると消灯します。また、ブレーキフルードの警告灯を兼用しています。パーキングブレーキを解除しているのに点灯した場合は何等かの異常が発生しています。ブレーキフルードが減ってブレーキが利かなくなるかもしれません。サイドブレーキが引きずりを起こしているかもしれません。ブレーキ警告灯が点灯したら、安全な場所に停車し整備工場に連絡しましょう。

排気温警告灯

 排気温警告灯はマフラーの温度が異常に高くなった場合に点灯します。高負荷がかかると点灯することがありますが、ゆっくり走行して消えれば正常です。ゆっくり走っても点灯するようなら整備工場へ行きましょう。

シートベルト警告灯

 シートベルト警告灯はシートベルトをしていないと点灯します。シートベルトをしていても点灯している場合は何等かの異常です。整備工場に行きましょう。

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