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ハンドルを大きく切った時に音がする原因

 ハンドルを大きく切った時に音がする原因としては、パワステベルトやベーンポンプが考えられます。パワステベルトは使用とともに硬化して亀裂が発生します。また、徐々にベルトの延びも発生して張りが緩くなってきます。ハンドルを大きく切った時には、エンジンの負荷が大きくなりエンジンの回転数があがります。硬化したり張りが緩かったりすると負荷が大きいときにベルトが滑りやすくなりベルト鳴きの原因となります。また、オイル漏れなどでパワステオイルの量が少なくなっていると、ハンドルを大きく切ったときに十分なオイルがベーンポンプに供給されず、ベーンポンプから唸り音が発生することがあります。この場合、極端にオイル量が少ないとパワステが効かなくなることもあります。また、そこまでひどくなくても、ハンドルが軽くなったり重くなったりを繰り返しスムーズにハンドルを回せなくなることもあります。音がするだけでなく危険も伴いますから注意が必要です。

対応方法

 ベルトに亀裂がなく、伸びただけであれば張りを調整するだけで改善します。しかし、亀裂が発生していたり、極端に伸びたりしていればベルトの交換が必要です。また、パワステオイルの量が少ない場合、オイル漏れなどの不具合が考えられます。オイルを補充するだけでは解決しませんので修理が必要になるでしょう。

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